今回は4名の方にご参加いただきました。
認知症の人の健康管理についてお話しました
特に気をつけることは4点。
①栄養バランスのよい食事を、よくかんで
認知症に限りませんが、健康に過ごすための基本です。
今回は、管理栄養士の堀さんに詳しく講義をしていただきました。
②楽しみながらの散歩や、部屋でも軽い運動を
家に閉じこもると筋力が衰え転びやすくなります。会話や景色を楽しみながら散歩する習慣をつけましょう。
③日光を浴びる機会を増やし、昼寝も30分以内で
昼夜が逆転しないよう、1日のリズムを整えることが大事です。
④楽しい脳のトレーニングを できれば家族や仲間と一緒に
トランプ・クイズ・ゲームなど楽しい脳のトレーニング方法は数多くあります。気の合う仲間や家族と楽しくできれば効果も倍増です!
食生活を大切に! みんなで楽しく勉強しました!
管理栄養士の堀 民子さんをお招きし、バランスの良い食事の摂り方についての講義をお聞きしました。内容はこちらです。
認知症に効果的な食事のポイントは「栄養のバランス」「小食・食べ過ぎ注意」「塩分控えめ」「糖分控えめ」の4つでした。
認知症予防によいと言われている食べ物もありますが、それだけを摂っていれば認知症にならないという訳ではなく、やっぱり大事なのは栄養バランス!
3つの食品群と6つの基礎食品
「主食」「主菜」「副菜」という3つの食品群を色塗りして、具体的にはどんな食品がそれに当てはまるのか勉強しました。
その後、参加者からは、実際の食事に関して質問がありました。
例えば「私は朝は毎日、バナナ・牛乳・納豆・ヨーグルト。続けると偏食になるか?」
(回答)ほぼ完ぺきな栄養バランス! 毎日続けても全然大丈夫!
「魚の料理は毎日は大変。魚の缶詰もよく使うがそれではだめか?」
(回答)缶詰は骨ごと食べられるので積極的に活用してください
「毎回の食事にいちいちバランスを考えるのは大変!」
(回答)3日単位くらいで肉・魚・野菜のメニューを考えてみてください
おしゃべりタイムも盛り上がりました
みなさん、食事に関しては大いに関心があったようで、とても勉強になったと喜んでいただきました。食べることだけではなく「小松菜やキノコ類は湯がかずに水洗いをしたら小さくカットして冷凍しておけば何にでもすぐ使える」など生活の知恵も披露してもらえました。
また、今回は初めて介護をされているご家族の単独の参加もあり、日頃の介護の大変さをお話されていました。このブログをご覧いただいている方に、もし日頃の介護でお疲れだったり、とにかく話を聞いてもらいたいという方がいらっしゃいましたら、気軽にご参加ください。比較的少人数で、ゆっくりお話しできる時間をお過ごしいただけると思います。
認知症について関心のある方はぜひご参加ください!
気軽にご参加いただける楽しい雰囲気で開催中です。次回は脳のトレーニングも兼ねた運動教室を開催する予定です。
次回の開催は6月8日10:00~12:00です。
ご参加お待ちしています!
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